タクシー会社への就職を希望する女性にとって、気になるのは「給料をどれくらいもらえるの?」という疑問です。
タクシードライバーの平均収入は高い!
ネットでは、年収が低い、年収300万円という意見も見られますが、あくまで平均値です。
タクシードライバーは、いったん職場(つまり、路上、街中)に出れば、比較的自由です。仕事ぶりを監視する上司もいないし、決められた仕事をこなすだけというものではありません。
ということは、裏を返せば「いくらでもサボれる」ということですね。なので、この平均値はサボったり、仕事熱心でないタクシードライバーの給料も含まれているということです。
多くもらえる人は、年収500万円以上あります。600万円以上稼ぐドライバーもいますね。
また、タクシードライバーの給料は、都市や地方によっても差があります。
当然ですが、東京や大阪、名古屋などの大都市圏ではタクシーを必要とする需要が多く、運賃も高いので、給料も比較的高くなります。
サラリーマンの平均年収が400万円台前半ということを考えると、頑張り次第ではそれよりも高い年収を得られます。
タクシードライバーは給料が低いというレッテルは、正確ではないということです。
女性タクシードライバーの給料は、月給制のところもあります。
タクシードライバーは、普通のサラリーマンやOLとは違い、歩合の割合が高いのも特徴です。
例えば、売上の60%がタクシードライバー(タクシー運転手)、残り40%が会社という形で給料が決められています。(会社によって多少の違いがあります)
ただ、女性の場合は時間的な制約もありますし、日勤になればお客様の数も少なくなるので、一概に「高い給料がもらえますよ」というものでもありません。
ただ、例えば東京の日の丸交通では、女性ドライバー指定の職種があり(なでしこタクシー)、給料月額23万円を保証してくれる制度があります。
女性の場合、歩合で給料を決められることを嫌う人もいるので、こうした制度をとりいれているのでしょう。主婦で子育てをしている人でも、日勤で月額23万円をもらえるのは、かなり魅力的な職業ではないでしょうか。
これからは、タクシー業界も女性が進出してどんどん活躍するようになると思います。
安月給でブラックと思われがちなタクシー業界ですが、福利厚生もしっかりしているし、給料も決して安くないのです。