2種免許を取る方法

menkyo

タウシードライバーになるためには、2種免許を取る必要があります。
「2種免許って、取るのが難しいの?」と思われるかもしれませんが、「お客様を快適に、安全に目的地までお送りする」タクシーには、高い運転技術といろいろな状況に対応できる気配りが必要とされていますので、一般のドライバーよりは水準の高い2種免許が必要になるのです。

といっても、めちゃくちゃ高い技術を要求されるわけではないので、ご安心下さい。
2種免許を取ってタクシードライバーになるためには、次の2つの方法があります。

1.自動車教習所に通う

1種免許の時と同じように、自動車教習所に通う方法です。
満21歳以上で、普通免許を3年以上持っているひとなら、誰でも入所できます。
ただ、すべての自動車教習所が2種免許の教習をしているわけではありません。1種免許しか教習していないところもありますので、自動車学校に通う場合は、お近くの教習所に事前に連絡して、2種免許の教習をやっているかを確認するようにしましょう。

教習は、学科と実技があり、学科で19時間、実技で21時間というふうに教習を受けます。
料金は、20万円を超えるところがほとんどです。(結構高いですね)
マニュアル車に自信のない方は、AT限定の2種免許コースもあります。

2.試験場で試験を受ける

1種免許でも、各都道府県の試験場に行って「一発試験」で合格を狙う人がいますが、2種免許も同じで、試験場で試験を受ける事ができます。

まずは試験場で2種学科試験を受け、それに合格すれば技能試験に進むという手順です。それらに合格した後、公安委員会から委嘱を受けた指定自動車学校で、取得時講習(6時間)、応急救護処置(6時間)を受けて、終了証をもって免許交付されます。

自動車教習所に通うことを思えば、費用面では断然安上がりですが、一発試験なので相当難しいと思います。

なかなか、1回の試験では合格しないので、何回も試験にチャレンジするというパターンが多いです。

3.タクシー会社で2種免許を取得する

本気でタクシー会社に入って、タクシードライバーになりたいのなら、この方法が一番オススメです。
多くのタクシー会社は、2種免許を持っていなくても入社できるのをご存知でしたか?

つまり、タクシー会社に入社してから、タクシー会社に費用を負担してもらって2種免許を取る方法です。

タクシー会社の入社資格は、普通1種免許で3年以上運転の経験があれば大丈夫なんです。
入社後、タクシー会社の指定する自動車学校で教習を受けることが出来ます。指定の教習所がない場合は、合宿形式の教習を受けることができます。(タクシー会社にもよりますが・・・)

教習所の費用はタクシー会社が持ってくれますし、免許センター(試験場)での試験代も持ってくれますので、費用の負担なく、2種免許が取れます。
また、教習の間は、日当をだしてくれるところもあります。

こんな感じで、至れり尽くせりなんですが、タクシー会社はそのように優秀なタクシードライバーを育てて、人材を確保しようということなんですね。

もちろん、タクシー会社で2種免許をとれば、その会社で働くことが前提です。(当たり前の話ですが)

2種免許をとってすぐに、その会社を辞めるということはできませんので、本気でその会社でタクシードライバーになりたい人向けの方法です。

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